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今なんかですと、トイレにウォシュレットが付いてて当たり前・・・とまでは言わなくても
例えばそれなりに大きな公共施設なんかは付いてることが多かったりします。

皆さんはこのウォシュレットって使ってますか?

私は今までずっと使っていなかったのですが、最近になってやっと使えるようになりました。
「やっと使えるようになった」というのは
厳密に言うと使わなかったのではなく、使えなかったのです。

・・・怖くて。


今回は、20年以上私を苦しませる事になった、ウォシュレット初体験のときのお話です。





今は今年の3月に新築した家に住んでおりますが
結婚するまでは実家の一戸建てに住んでおりました。

確か、小学校4年生くらいだったかなあ。家を増築することになりまして。
その時に、母の強い要望もあってトイレもボットンから水洗にしようということになりました。

その新しいトイレには、当時あまり他所では見掛けなかった(と思う)ウォシュレットが付いていました。多分、知識としてはその存在を知っていたと思うんですが、当然ながら使ったことなんかありませんでした。それはなんというか、とても高級であり贅沢であり、セレブ達にしか許されることのない未知の領域・・・そんなイメージがありましたから、およそ築20年以上経過した我が家には似つかわしくないなあと思いつつも、やはりすごく楽しみにしていたように思います。

設置された日、放課後に運動場で遊ぶこともなく、友達と遊ぶ約束もぜずにまっすぐ家に帰りました。いよいよ我が家にウォシュレットがやってくる。なんなら3日位はう○ち我慢してたかもしれない。便秘かなー?便秘なのかなー?それくらい楽しみにしてました。

家に帰ると、丁度母と大工のおじさんがトイレの前で話しをしているところでした。
中を覗いてみると・・・なんということでしょう!
シミや汚れで黒くなっていた白い壁や所々剥げ落ちていた青いタイルは、今にもいい香りがしてきそうな薄いピンクを基調とした花柄の壁に、そしてなんか色々汚かった白い和式の便器は、ピンク色の可愛らしさと神々しさを兼ね備えた洋式の便器に変わっていました。

あまりのピンクさに、女子トイレかな?ここは女子トイレなのかなー?って思った。
なんならねーちゃんの部屋ココでええんちゃう?って思ったもん。

そうやってトイレをまじまじと見ていると、大工のおじさんが私を呼びました。

この大工のおじさんは実は親戚のおじさんで、会うときはだいたい何かの宴会で、常に顔を真っ赤にして酔っ払ってるという印象がある人でした。
そんなおじさんも昼間はやっぱり仕事をしているわけで、増築中のおじさんの仕事を見て
ああ、やっぱりおじさんも男だから(ジェンダー的なアレではなくて、子供の感想として)
酔っ払ってるだけじゃなくて、しっかり仕事もしてるんだなーと忌野清志郎の歌みたいな事を考えて勝手に見直したりしてました。


私を呼んだおじさんは
「おい、○○(私の名前)、今から実際に使ってみるからズボン脱げ」
そう言い放ちました。


いやいや。

まだお昼だけど、この人酔っ払ってるの?

小学生とはいえ、4年生ともなると性的な色々もアレなわけで(蛇足ですが、私は幼稚園児の頃から女性のおっぱいが好きでした。子供的なおっぱい好きっていうのではなくて、ちゃんと性的な意味合いでおっぱいが好きでした。今も大好きです。)、しかも母親の前で?
ちょっと色々ダメじゃないですか?それ。

私なりに拙い言葉で断りはしましたが、半ば無理やりズボンを脱がされ便座に座らせられました。まあ大人からすれば、毛も生えてないようなちんちんなんてそんな恥ずかしがるものじゃないと考えたとしても仕方がないのかもしれません。仕方がないのか?ホントにそうか?

ただ、私なりに色々納得しようとしたのでしょう。
母やおじさんが脱ぐわけにもいかないし、僕が脱がないといけないんだ。
って考えてた記憶があります。健気や。
今思えば口頭で説明すりゃええやんけって思いますけどねー。

この時点ですでにトラウマなんですが、悲劇はまだ起こります。

おじさんが実際にウォシュレってみようってことで「大」と書いたボタンを押します。
すると、お尻の下の方で何かの機械音と「ジョボジョボジョボ」と水が出てくる音が聞こえてきました。要は水を噴射する準備をしているところだったのですが、当然そんなことを知る由もなく、音は聞こえるのにお尻に何も当たらないので

「あれ?壊れてるのかな?」

と思った瞬間、お尻の穴から脳天の先まで稲妻が走りました。
ビュー!っと勢い良く水が噴射され、見事に幼い私のお尻の穴に命中しました。

痛い!

熱い!

止めてえええええええ!

我が家のピンクトイレに悶絶の悲鳴が上がったのは言うまでもありません。
あとで知ったのですが、勢いMAXの温度MAXだったそうです。

そしてそのときの母とおじさんの笑顔が今でも目に焼き付いて離れません。
彼らは私が苦しむ姿をみて笑っていたのです。
なんやねん、お前ら!と激怒した記憶がありますが、まあ、今俺がそれ見たらやっぱ笑うわ。



そんなこんなで、楽しみにしていたウォシュレットはその一度限りで使わなくなりました。
大人になってからも、勢いや温度をちゃんと調整すれば大丈夫だろうということはわかっていましたが、やはりこれがトラウマというやつで、どうしても怖くて使えませんでした。


今は大丈夫です。
色々汚い話になりそうなので具体的には言いませんが
ちょっと勇気出してみたら、案外いいなあと思えるようになりました。



皆さまにおかれましても、くれぐれも勢いと温度の調整を間違えないように。
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無題
ウォシュレットいいよね
紙で拭きまくらなくていいからケツ痛くならないし
何より紙は水拭き取るだけだからエコだし

うちのウォシュレットはもう何十年って使ってるから、水量が凄い少ない。
最大にしても凄い弱い。
なんかもう洗うっていうより塗らすみたいな感じ。全く役割果たしてない。

近いうち交換するか、トイレごと変えちまおうって話があったけど、気付いたらその話すら消えて無くなっていたりして、未だに弱いウォシュレットのままです…。
Banias 2013/11/19(Tue)13:13:29 編集
ばにさんへ
そうそう、お腹の調子悪いときに何度もトイレ行ってるとだんだん拭くのが痛くなってくるからねー、そんなときは凄く助かる。はよ新しいトイレ買いなさい。
ろぅず 2013/11/19(Tue)15:13:20 編集
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いろいろと挫折したまま引き摺られるように前に進んだのち、それなりに幸せな生活を送るおっさんの魂を描くブログ。ほぼ更新されないのが特徴。
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